28歳で初挑戦したワーホリ。当時は、仕事での失敗してはいけないプレッシャーに圧倒されたり、自分に自信がなく周囲に合わせて行動してばかりで、いつまでたっても恋愛・友人関係が上手くいかないことに、窮屈で生きにくいと感じていました。ワーホリという言葉を聞いたとき、この年齢だと遅いし諦めたほうが良いのでは?と躊躇いましたが、これからは新しい価値観で自分らしく生きていきたい!との気持ちが最終的には勝ち、2019年5月から2020年7月までアイルランドの首都ダブリンで送ったワーホリ生活。想像以上に大変で失敗をして泣いたことも多々ありましたが、言って良かったの一言に尽きるのは、かけがえのない人達との出会いや経験を通し、精神的に成長して帰国が出来たからだと思います。そんなワーホリへの挑戦を突然決めた私ですが、行き先はアイルランド一択で、実はすぐに決まりました。今回は、行先をアイルランドに迷わず選んだ理由とワーホリ挑戦をすることになったきっかけをお話します。
- ワーホリに挑戦して自分の人生を変えたい!と思っていながらも行動に移せていない…という方
- ワーホリ先がなかなか決められずに悩んでいる方
記事を読み終わる頃には、あなたが優先したいと思えることが明確になって、チャレンジしたい気持ちが膨らむかもしれません。
アイルランドでワーホリがしたかった理由
- 日本人との接触をなるべく避けたかった
- 物価
の2つです。
その①:日本人が少ない環境でのワーホリ
ワーホリを経て何を達成したいのかを考えたとき、できる限り短時間で英語力を向上させることが私が一番望んでいる事だと気が付きました。そのため、日本人が少ない環境にあえて身を置けば、嫌でも英語を話す機会が増えて、英語力を身に着けることが出来ると考えました。その上、日本での生活では、”変わっている人”や”協調性のない人”と思われて見放されることが怖く、無理やり周囲に合わせて過ごしていた為、日本人が多い環境=海外でも窮屈な思いをしなければいけないかもしれないと思うと、絶対に嫌!と思いました。事前の情報収集として、アイルランドは
- 語学学校内の日本人学生数が全体の1割に満たないほど少ない
- 職場や市内、観光スポット等の学校以外の場所では日本人をほとんど見かけない
と聞いていたので、
- これは自分に合っている!
- 日本人が少ない環境=日本で感じていた生きにくさを感じずに過ごせるかもしれない
と思い、自分がより楽に生きられる気がして早く日本を飛び立ちたい気持ちが強くなりました。
その②:現地での生活費用
いざワーホリに行くとなると、現実的な問題としてお金の不安はつきもの。渡航・滞在・勉強費用など、かなりの出費です。個人的には、同じヨーロッパで英語圏のイギリスに魅力を感じる点も多々ありましたが、抽選に当選することの難しさや物価の高さは事前に聞いていたので、イギリスへは旅行で行こう!と考えワーホリ先には選びませんでした。結果として、ワーホリ中は日本とさほど変わらない懐事情で現地で生活が送れたり、ユーロ圏の国に換金なしで旅行ができたり、良かったと思います。
ちなみに、イギリスワーホリの抽選に落選したからアイルランドに来ました…と言う人も見かけました。
首都ダブリンでの滞在を選んだ理由
日本で生活する感覚に少しでも近い便利な場所に滞在したいと思ったので、市内中心部にすぐに出かけられて、バスや路面電車も気軽に利用が出来る、首都ダブリンを選びました。また、ヨーロッパ旅行へ出かけることも楽しみの一つにしていたため、空港へのアクセスが便利であることも決め手の1つでした。
ダブリン市内であれば、ダブリン国際空港までは車で30分程度で移動できるので、とっても便利です!
ワーホリ先を決める際に大事にしたこと
自分がワーホリ生活を通して達成したい事や、現地で快適に生活を送る上で不可欠なものは何かを現実的に考え、ワーホリ挑戦への目的を明確化することです。
人生をかけていくと言っても過言ではないワーホリ。私自身、アイルランドのワーホリに挑戦して本当に良かったと思うし、自分の価値観が大きく変わり、ストレスフリーで自分軸で生きられるきっかけとなりました。私は、ワーホリへの挑戦に際し、
- 自分がどんな環境に身を置きたいのか
- ワーホリを経験して自分が最終的にどうなりたいのか
の2点を中心に考え、紙に書きだすようにしました。そうすることで、自分がやらなければいけないことが可視化され、アイルランドの首都ダブリン以外でワーホリすることへの選択肢は浮かびませんでした。また、ワーホリ決断前に自分と対話をしたことで、ワーホリ挑戦に向けて決意を新たにすることもでき、良い事尽くしでした!
ワーホリを決断したきっかけは…母!
私の海外生活への憧れは、実はかなり昔からスタートしたものです。中学校時代に出会った英語の先生がきっかけで、楽しくて大好きになった英語学習。ですが、いざ、外国で勉強してみたい!と口にすると、お金もかかるし、留学してどうするの?と言う周囲に反論できず、結局挑戦をしないまま約15年が過ぎました。周囲の友人たちが次々に結婚・妊娠・出産をしていく中、私もそろそろ落ち着かないとなぁ…!と焦る一方で、周りの人と同じ選択をすることにあまり興味がなかったのも正直な気持ちでした。
突然、留学センターへ行くことに…!
ある日、母に呼び出され、言われるがまま母についていくと、行きついた先は留学センターでした。戸惑っていた私に、海外に興味があるって昔言ってたじゃない?話だけでも聞きに行こうよ!嫌だったら帰ればいいし。実は私、留学してみたいなと思っているの。だから今日は担当の方から説明を聞きたくてここにきたの。ついでにあんたも話が聞けるかな?と思ってと、言ったのです!状況が理解できず唖然としましたが、私はその勢いに負けて強引に連れて行かれました。
その時は、なんで今更?もう放っておいてよ!と思ったのと、え?お母さん、留学したいの?と混乱しました…。
留学=ハードルが高いと勝手に抱いていた先入観
実際に留学プランについてカウンセラーさんより説明を受けている最中に、英語がペラペラになりたい!海外で生活をしたい!という海外留学挑戦への情熱や未来への期待感・躍動感が込み上げ、結果的には、留学センターに滞在した数十分で、数か月後の夏季休暇でマルタ島に短期留学する事を決めてしまいました。その上、その時既に自分の頭の中には、退職→マルタ短期留学→アイルランドでワーホリの流れが出来上がり、一気にやる気が出ました。今でも覚えていますが、自分らしく自由に生きる道を探せるかもしれないと、まるでこのチャンスを待ちわびていたかのように、もの凄いエネルギーが自分の内側から湧き上がってくるのが分かりました。
夢中になれそうなことが見つかった事実が嬉しくてたまりませんでした。
その上、カウンセラーさんと実際に話すことで、
- 留学期間は超短期~長期まで自分のプランに合わせて選べること
- 留学先は自分の趣味や嗜好に合わせて検討できること
- 行先や渡航時期、英語の授業のコマ数でも留学費用の調整は可能なこと
など、自分が今まで知らなかった留学に関する情報を教えてもらえたことで、海外留学挑戦がより現実味を増しました。あんなに難しいと勝手に思っていた海外留学ですが、きちんと話を聞いたところ、留学中の自分の姿がイメージできて、やろうと思えばできるじゃん!と思えたことが、退職まで決断したきっかけの一つにもなりました。
さいごに
自分が留学やワーホリに興味があるなら、まずは話を聞きに行って具体的なプランを知るなど、行動に移すべきです!
私自身の経験を通して思ったことは、少しでも留学・ワーホリに興味があるのなら、
- ”やりたいと思っている自分の気持ち”を素直に認めること
- 気になること(費用・期間・手続き・渡航先など)は調べたり話を聞いたりして、周りの意見や自分の先入観だけで”無理だ”と決めつけて物事を考えないこと
- 今の環境を変えたいと思うなら、思い切ってそこを飛び出す勇気を持つこと
が必要だということです。ワーホリに挑戦して本当に良かったなと振り返って思うのは、新しい価値観で自分らしく生きることが出来る!と信じて、生きにくいと感じていた環境から飛び出したこと。そして、ワーホリ中に、まずはやってみる!をモットーにトライ&エラーを重ねたことで、人は失敗から学んでいることや上手くいかない時に諦めるのではなく違う方法を試してやり続けることの重要性を身をもって知ったこと。ワーホリから帰国した自分に、ワーホリ前のように自尊心が低くて他人軸を生きる自分は存在していません。ワーホリは、自分次第でこんなに変われるんだと実感した貴重な経験となりました。
あなたも、まずは行動に移して、自分から情報収集に出かけてみたり、自分が本気で達成したいことや望んでいることは何なのかを具体化することで、人生が変わるようなきっかけを得られるかもしれません。何事も、まずはやってみるところから。一番若い”今”を最大限活かしましょう!
ぜひ参考にしてみてくださいね!







では、また次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million☆彡