こんにちは!iamshishoeです!
私は2018年の夏季休暇中に、マルタ島で1週間の短期留学に挑戦しました。あまりにも突然なきっかけから挑戦することに決めたこのマルタへの留学ですが、私の中では、2019年春からのアイルランドでのワーホリに向けた準備としての体験留学と考えていました。ですが、完全に失敗に終わってしまい、ワーホリ挑戦への自信をむしろ喪失しました。
https://iam-shishoe.com/oppotunity-study-abroad-workingholiday-when-why-mother/そもそもなぜ私が”現地に行っても困らないプラン”にこだわっていたかと言うと、留学に向けての準備がゼロで現地で何かやらかすに違いないと予想されたからです。当時の私は看護師として働いており、繁忙な勤務によって時間的にも精神的にも全く余裕がありませんでした。そこで、担当の留学カウンセラーの方と相談した結果、手厚いサポートを入れた留学プランを考えていくことになりました。
今回は、手厚い留学プランだったにも関わらず、失敗しまくってパニックになっているうちに初めての留学が終わってしまった話についてお話します。
考えられる問題は事前対処で予防策は完璧!な留学プラン
初めての留学先をマルタ島に決めた理由は、夏と美しいビーチとヨーロッパの街並みがもともと大好きだからでした。どうせ行くなら心もリフレッシュできる留学先にして癒されてこよう!と思ったことも決め手になりました。
その①:失敗しない留学プラン~授業~
語学学校での授業は、
- 初めての留学であること
- 午後に観光に出かけられる余裕をもちたいこと
- 自分の経済的な理由
から、月曜日~金曜日の8:00~12:00までの授業時間が1番短いコースを選びました。渡航前にオンラインテストによって事前にクラス分けをしている学校を選んだので、登校初日には自分のクラスがすでに分かっている状況でスタート出来ることも安心材料でした。
授業で使う教科書に関しても留学カウンセラーの方が事前に確認を済ませて下さり、”一時購入と言う形で授業初日に受付で購入、その後、授業最終日に受付に返却して返金を受け取る”という説明を出発前にしてくださいました。
入門レベルの英語力だったので、現地についてからの確認事項を極力減らすことを優先しました。
その②:失敗しない留学プラン~食事~
食事の心配もしなくていいように、学校内にカフェテリアがあり、かつ朝食~夕飯まで営業している学校を選びました。学校内にカフェテリアがあると生徒同士のコミュニケーションの場にもなるし、せっかくの留学中に良い出会いがあるように!と留学カウンセラーの方から助言をもらい、決めました。
人生初の留学&入門レベルの英語では食事にありつくのも一苦労…と予測できたので、事前対処をしておきました!
毎日朝食ビュッフェを学校側が提供してくれる食事プランがありましたが、
- 申し込みをするとなると留学の全日程で申し込む必要があること
- 追加の費用がかかること
- 利用者は主に中学生~高校生の学生が多く、社会人は申し込んでいない場合が多いこと
- カフェテリア内で朝食をとる人や自炊で済ませる人も多いこと
から、金銭的・利用者の年齢的にも私には合わなさそうと留学カウンセラーの方からの勧めもあって、申し込みはやめました。
その③:失敗しない留学プラン~滞在先~
留学中の滞在先は、
- 費用が安かった
- 学校に直結していて通学が不要
- フリーWiFiが使用可能
- 滞在中のトラブルはすぐに学校側に相談できる
などの理由から、学生寮にしました。アパートメントタイプの寮で他の数名の生徒と自室以外は共用しなければいけませんでしたが、安全面への考慮や休息がゆっくり取れるように一人部屋(寝室)を予約できたのも良かったです。シャワーやトイレ・洗面、キッチンも一つのフラットの中に設置してあったので、フラットの中で自分の生活を送れるのもメリットだと考えました。
その④:失敗しない留学プラン~移動手段~
学校までの移動手段として、空港から寮までは学校のお迎えのバスを申し込みました。それは、空港到着時に公共交通機関やタクシーを利用することは、英語力がなく、初めての留学である私にはハードルが高いと考えたためです。渡航前にオプションとして追加料金を払って申し込みを済ませたので、マルタ島到着時には案内人の方について移動すればよいのも安心材料でした。
ちなみに、飛行機の時間の都合から帰国時は公共バスを使って空港まで移動するつもりだったので、帰りは申し込みませんでした。
失敗しかしなかった悲惨な留学
とても悲惨ですが、現地に到着してから
- 英語力がない(入門レベル)→現地スタッフの説明を理解できず、自分だけトンチンカンな行動をしてしまう
- 教科書の一時購入に関するルールを忘れる→一時購入するなんて聞いてない!と受付で混乱
- 朝食のプランを勘違い→ブッフェを利用する予約がされているはず!とパニックに
- 寮の部屋の鍵のデポジット金について→デポジットの意味を理解できずぼったくられた?!と誤解してパニックに
- 日本で準備したポケットWiFiの存在を忘れる→携帯が使えない!とパニックに
などと、残念過ぎる失敗を繰り返しました。その原因は、自分自身に余裕がなく、落ち着いて物事を考えられなかったから。その上、英語が聞き取れない・話せないことから状況を理解できずにパニックになったことで平常心でいられずに、日本にいたらしないような失敗もしてしまいました。
何から何まで全て失敗…頼った先はまさかの日本
あまりにパニックになった私は、”どうなっているのか分からない!どうしたらよいのかも分からない!”とLINE通話を使って母に連絡しました。留学センターの方にも、困り果てているとのメールをしましたが、私の携帯電話のメール設定が変更されていなかったせいで、留学センターの返信を受信できない状況でした。
その上、留学センターに電話する方法も考えられない位に頭の中が真っ白になり、だれか助けて下さい!の一心でした。結果的に、留学センターの方と母が電話で話し、留学プランを再度確認したところ、全て私の確認・準備・理解不足だということが分かりました。その後すぐに留学センターの方が学校側に連絡をとってくれて、学生を助けるためのインターンシップ生の日本人の方が学校内にいることを母を通して教えてくれました。
とんだ迷惑野郎で、ただただ迷惑をかけてしまいました…。今となっては恥ずかしくてたまりません。
インターンシップ生から学んだこと
職員室に行くと、インターンシップ生の女性の方がいました。他の国で3ヶ月留学中に英語試験の勉強と受験を終えて、その後、学費が無料とのことで日本人学生を支援する目的のインターンシップを1ヶ月間申し込んで、マルタ島へ来たとのことでした。その方に困っていることを全て話し、その方から受付の方に不明点を問い合わせ貰うなどして、なんとか短期留学を終えることが出来ました。また、留学生活に関しての話をしている時に、学校に来ている多くの人はバカンスの一部として自分のペースで過ごしているし、そもそも日本と大きく異なる文化や価値観だからか優しさや親切を感じる場面が少ないと思うと自分が感じていることも教えてくれました。
当たり前のことですが、日本では○○なのに…という考え方は通用しないし、無意識のうちにそうゆう物差しで周りを見ている自分に気が付きました。
《検証》ここまで失敗してしまった原因は?
それは、
- 留学プランを申し込むだけ申し込んでおいて、プランの確認や最低限求められる英会話の勉強すら忙しいことを理由にしていなかったから
- 留学と旅行を混同し、完全に受け身で終わってしまったから
ということが後々の反省を経て分かりました。超短期とはいえ、語学を学ぶために選んだ留学。サービスを受ける為に行く旅行とは、考えなければいけない事ややらなければならないことも当然ながら違います。
どれほど甘く浅はかな考えを持っていたのかと、自分で自分が恥ずかしくなりました。
渡航前の英語の勉強はおろか、もっと言うと、筆記用具や電子辞書さえも手元に準備されていない状況でした。恥ずかしながら、渡航の数日前になってあれ?!私、筆箱持ってない!となったほどです。そして何よりも、自分の人生をかけていくはずのワーホリ前の貴重な短期留学にも関わらず、忙しい事を理由に、渡航前に全く準備をしていなかったことが失敗だらけで終わった一番の原因だったと思います。
振り返って考えると、
- 体験留学で外人の友達が出来るかもしれない
- 現地に行けば意外と英語も話せるんじゃない?!
- 優雅に地中海に浮かぶ島を満喫できる!
などと、都合の良いことだけを頭に浮べて楽しい気持ちになって、地に足つかないままその日を迎えてしまっていました。
当時はただただ落ち込み、”こんな状況でワーホリなんて無理じゃん”と思いました。今でも思い出すと、失敗だらけで辛い気持ちにもなります。ですが、これも現地に行ったから経験したことだとプラスに捉えて、ワーホリ中に同じ失敗を繰り返さないように意識的に行動をし、ワーホリを通して自分自身の価値観が大きく変わってしまう”強烈な変化”を経験しました。その詳細はまた別の記事で…。
ぜひ参考にしてみて下さいね!

現地での学校生活についてはこちらに詳しく書いています!リアルな学校生活の様子を知るためにもおススメです!




また次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million ☆彡