私は2019年5月下旬から2020年7月までアイルランドの首都ダブリンで人生初のワーホリ生活を送っていました。アイルランドでは、バス・電車・路面電車・自転車・自家用車が主な交通手段です。そのうち、ダブリンバスと路面電車のルアスはダブリン市内でしか開通していません。ただ、ダブリンに滞在するとなると、かなりの頻度で使用する2つです。
バスの乗り方はめちゃくちゃ簡単
バス停の見つけ方とバスの乗車方法
バス停は黄色いポールと丸い看板が立っている所です。場所によっては、ベンチがあったり、雨避けがあったりと大きさも様々で、時刻表が見れるバス停もありますが、ポールしか立っていないバス停も多いです。乗りたいバスが来たら片手を挙げて、バスを止め、乗車します。バスの前面に表示されている英語が行先、数字がバスの番号です。
運賃の支払い方法
バスの運賃は、
- 乗車時に運転手さんに行き先を告げて、現金またはleapカードで支払う
- 乗車口付近に設置してあるカードリーダーにleapカードをタップして支払う
の二択です。現金で支払う場合、お釣りは貰えないので注意が必要です。
それを知らずに支払いをして、運転手さんと揉めていた人を何度か見たことがあるので、事前に小銭を持参するかleapカードにチャージをしておきましょう。
絶対持つべき!なLeapカードについてはこちらをチェック!!トップアップの方法も書いています!
バスの降り方
バス内のアナウンスで、次に停車するバス停を知ることが出来ます。ですが、私には聞き慣れない英語でアナウンスを聞き取る事が難しかったので、いつもGoogleマップを使用して自分がどこにいるのかを確実に把握するようにしていました。また、バス内の電光掲示板にバス停の名前が表示されてはいますが、それを見てすぐ分かるほどの余裕はなく、Googleマップを見ながら情景で理解する方がずっと安心感があり確実でした。
バス停の名前が表示される電光掲示板は一階にしかありません。二階に乗車した場合は注意が必要です。
いよいよバスを降りるときは、stopの赤いボタンを押します。ただし、押した後でギリギリまで座っていると、運転手さんにスルーされてしまうことも多いので、stopボタンを押したらそのまま降車口付近に行って到着を待つようにしていました。
ダブリンバスアプリは絶対に活用すべき!
バスはまず時刻表通りに来ません。道路が混んでいる朝の出勤・登校時刻や夕方の帰宅時刻には、10~15分の遅延はザラです。天候が悪いと更に遅れることもあります。 Dublin Busのアプリでは、リアルタイムでどのバスが何分後に到着するのかを最長1時間後のスケジュールまですぐに確認することが出来ます。また、現在地から近くにあるバス停を探したい時の検索にも使用でき、とても便利です。
私は普段、出かけ際に家を出発する時刻を決める為にも活用していました。時間を効率よく使う為にも、待ち時間の間に買い物を済ませるなど、日々の生活になくてはならないものになっていました!
大半のバスの到着時刻はリアルタイムで見られますが、75番、175番等のバスはアプリでは検索が出来ませんでした…。
読めないと思ったらそれは英語ではない?!
アイルランドでは英語とゲール語が色んな場所での看板や電光掲示板、時刻表などで使われています。
私は今となっては、すぐに見分けて英語表記で理解出来ますが、最初は意味がわからずかなり困りました。バス内の電光掲示板や、バス停での電光掲示板、バスの前面に表示される行き先も英語とゲール語で二種類または交互で表示されることを覚えておくと焦ることもないかもしれません。
超シンプル!路面電車ルアスの乗り方
運賃の支払い方法
万が一、Leapカードがない場合には、発券機で行き先を選択して運賃を支払ってから乗車する必要があります。
まるで日本の電車と同じ!?運行スケジュール
行き先や時間帯にもよりますが、平日は5~10分前後の間隔で運行されており、本数も多いです。ただし、休日は、20~30分毎などと本数が減るので、出かける前に事前に確認が必要です。
基本的に遅延は少なく、時間通りに運行されているので、日本で電車を待っている感覚に近いものを覚えました。
バスとどっちが早い?
ルアスは路面を主に走行しますが、橋の上などの線路の上も走行します。ただし、日本で言う特急や急行はなく、各駅停車の一択です。忘れてはいけないのが、道路を走行するため、信号待ちも勿論あるということです。そのため、ラッシュの時間(朝8時台や夕方6時台)は乗車人数が多い上に、道路も車で渋滞するため、走行スピードがゆっくりになりがちです。その上、車内は日本の電車のように満員電車なこともよくあります。私は、Dublin16のBallinteerというエリアに住んでいましたが、ルアスを利用して市内まで向かうと大体20~25分、バスを利用すると大体35~40分程度かかりました。
その時の交通状況によっても異なりますが、交通費もバスの10~20%程度高いので、私の周りにはあえて利用しない人もいました。
切符はこうやって買い、運賃はこうやって払う!
自分が到着したい駅が入っているゾーンを選択すると、料金が表示される画面に変わり、
- 片道
- 往復
- 7日分
- 30日分
のどれを購入するのかを選ぶ画面に変わります。自分が希望するものを選択すると、次は支払いに移ります。
7日分または30日分のチケットは、自分が定めたゾーン内だけの移動がその期間中に何度でもできるというものです。ですが、30日分のチケットは学生しか購入できません。また、Studentとは、学割が適応された料金のことで、ステューデントカードを手元に持参している人のみ購入ができます。
たとえ学生だとしても、乗車時に、ステューデントカードをチケットと合わせて持っていないと罰金の対象になります。 学生証明書は常に携帯しましょう!!
その後、発券機から切符を受け取ることができます。乗車中は必ず切符が手元にあるようにして、紛失は厳禁です!なぜなら、ルアスの職員が頻回に駅内や車内を巡回し、
- 正確に支払いをしたのかどうか
- 切符の有効期限が切れていないか
- 乗車中のゾーンと購入した切符のゾーンが合っているか
- Student の切符を購入している場合、ステューデントカードを持っているかどうか
を一人一人の乗客に確認していくからです。
通学・通勤におすすめ!乗り放題チケット!
7日間と30日間のチケットを購入する場合のみ、学割が適応されます。
繰り返しになりますが、万が一学割適応のチケットを買った場合はステューデントリープカードと一緒に携帯することが必須です。
トップアップ(leapカードのチャージ)もできる!
カードを置くと、すぐに残高が画面に表示されて確認できるのと同時に、トップアップしたい金額を選ぶ画面が表示されます。自分が望む額を選択して支払いをしたら終了です。
ルアスを利用した感想
私の個人的な感想として、ルアスは日本いた時に電車利用をした時間感覚で利用できたので、使いやすかったです。ただ、ダブリンバスに比べると行き先に限りがあることと、運賃も高いので、多くの人はダブリンバスをメインで利用しています。
是非参考にしてくださいね。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million ☆彡