こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、
現在はフランス在住のiamshishoeです。
私が2019年~挑戦した、
アイルランドでのワーホリ。
このワーホリ中、
日本で看護師をしていた経験を活かし、
訪問ケアアシスタントとしてフルタイムで働きました。
「難しい」と言われる現地での就業。
にも関わらず私が仕事に就けたのは、
準備が整っていたから
に違いありいません。
今回は、人生初のアイルランドワーホリで、
好きな仕事ができた理由についてお話しますね!
ケアアシスタントとして現地で働けた理由3つ
ケアアシスタントとして私が現地で働けた理由は、
- 看護師としての臨床経験があった
- 当時は別の仕事で行き詰っており、すぐに働ける別の仕事を探していた
- 転職を助けてくれる人に出会った
この3つが考えられます!
①看護師としての臨床経験
まず初めに、
訪問ケアアシスタントの採用条件の大前提は、
大学で看護学を履修したこと
でした。
その上で、臨床経験があれば、
実践的で即戦力になる人材
として採用されるチャンスが上がるという状況がありました。
私はもともと日本で看護師をしていたので、
それらの条件は十分に満たした状態。
面接・書類審査・身辺調査で問題がなければ、
すぐに採用できる
と返事をもらえました。
「すぐに」と聞いてホッとしたのも束の間…
実際には、
- 書類審査(書類の発行や日本からの取り寄せを含む):約1~3週間
- 現地警察による身辺調査:約1週間
- 全ての手続き終了後、シフトを組む:約1週間
かかり、オフィスの休業日も含めると、
結局のところ、就業開始までに約1か月はかかりました。
待っている間は、不安や焦りに苛まれ…
「本当に書類が日本から届くのかな?」
「この待機期間中に、採用者側の気が変わってしまったらどうしよう」
など、色んなことが頭を駆け巡って、
めちゃくちゃストレス。
落ち着きゼロな日々を過ごして本当に疲れました。
《参考》日本からの取り寄せが必要だった書類と身辺調査
ハッキリ言って、日本からの取り寄せには、
時間・労力・費用がかかって超大変
でした。
取得するために問い合わせるのも面倒だし、
自宅に届くまで、ずーっとヤキモキするし…。
就業希望の方は、
渡航時に持てるものは全部持参する
ことをおすすめします!
私が提出するように言われた書類は、
- 大学の英文卒業証明書
- 直近の雇用主からの推薦状2通:アイルランドの前職場と日本の職場から1通ずつ取得
- 看護師免許証(英文):アイルランドの日本大使館に依頼
- 日本での犯罪歴証明書:アイルランドの日本大使館に依頼
- GARDA(現地警察)による身辺調査:職場が全て対応、終了時に連絡が来ました
- 指定された銀行での口座証明:既に開設済みだったので、新たな手続きは不要
- VISA関連の書類やカード類:入国時に提示した書類や在留カードが対象で、新たな手続きは不要
こんな感じで、
「えっ、こんなのも必要なの?」
と、面接時にはビビッてしまいました。
ちなみに、大使館での翻訳には€35ほどかかり…書類集めだけで結構な出費になりました…。
②当時、別の仕事でことごとく行き詰っていた
実は、訪問ケアアシスタントとして就業する前、
ホテルの清掃スタッフとして2か月ほど働いていました。
当時の自分は、語学学校への通学が終了し、
- 残高的に、1日も早く収入を得たい
- 英語を上達させるために、働きながら勉強したい
と考え、必死に仕事探しをしていました。
そんな中、唯一もらえた採用は、ホテルの清掃スタッフ…。
「初めてだけど、とりあえずやってみよう」
と、働き始めたものの、
- アルファベットが読めず、英語を一言も話さない周りのスタッフ
- 突然、シフトを変えられて、勤務時間が激減する
- マネージャーの気分で色々と指示が変わる
- 英語を使って親しくなれた子も、「無理」と言ってすぐに辞めてしまう
こんな感じで、私には最悪な職場環境。
それに、
ホテル清掃の経験がある人と私の仕事さばきを比べても、
私が初心者なのは明らか。
それでも、
「辞めたらお金に困る」
と思うと、我慢して続ける以外の選択肢が浮かびませんでした。
毎日、半泣きになりながら働き「アイルランドまで来て何をしているんだろう…」と、落ち込みました。
それと同時に、
- 職場で周りから信頼される
- 後輩のフォローを積極的にできる
- 責任のあるポジションを任せられる
過去の私が「自分の能力」を感じられたのは、
- 日本語を話す
- 日本での看護師資格がある
- 日本での看護師経験がある
日本語を使って日本で生活していたからだと気付きました。
超簡単に言えば、
あらゆることから守られていた
と痛感したんですよね。
そんなことも知らずに、
「こんな生きづらい国、早く出ていきたい!」
と日本を思って飛び出した私は、
幼いし未熟だと感じて死ぬほど恥ずかしくなりました。
最終的には、
「自分がおかしくなる前に辞めて、他の仕事を探そう」
と決心!
次の仕事を得るために、
「やれることはなんでもやろう!」
と、気持ちが固まりました。
③困り果てていた自分を助けてくれた人との出会い
前述したように、ホテルでの仕事に行き詰っていた頃、
英語力を向上したい!アイリッシュの人達と関わりたい!
この一心で、ボランティア活動を始めました。
内容は、高齢者入居施設での日常生活のサポートで、
看護師の経験が活かせるものでした。
そこで出会ったのは、
後にアイリッシュマザーとして慕うようになる女性。
彼女は、ケアラーとしてその施設で長年働いており、
私が元看護師であることや、当時の状況を聞いて、
と何度も提案してくれました。
彼女はよく、「ハウスキーパーは重労働だしあなたの体に良くないわ、もっと気持ちよく働ける方法を考えなさい?私の娘も元ハウスキーパーだったけどすぐに辞めさせたの」と言っていました。
しかし、当時の自分は、
「もう看護師はやりたくない!と思って退職して、全く違う事をやりたいと思ってアイルランドに来たし…」
と、なかなか彼女の提案を受け入れることが出来ず…
気付けば1~1.5か月ほど時間が経っていたんですよね。
そして、ある日、
ホテルでの仕事中にマネージャーから理不尽な説教を受けた際に、
私の気持ちは一変!
その日のうちに、施設で働く彼女の元を訪ね、
「やっぱり、ホテルでの仕事は辞める!ケアアシスタントとして一生懸命にやれるだけやりたい!どうすればよいですか?」
と聞いてみました。
すると、彼女から職場に即電話をしてくれて、
私のことを推薦、その日のうちに面接をすることになりました。
彼女の迅速な行動だけでなく、電話口で「Her English is very good😁」と言ってくれたことにも、ジーンときました。
【参考】私が思う、ワーホリ中に採用されやすい人
これは私の個人的な経験から思うことですが、
- その職の経験者
- 今すぐに就業開始できる人(書類がある程度揃っている・シフトにすぐ入れる)
- 人脈がある人(直接、推薦してくれる人がいるなど)
は、採用されやすいと思います。
なぜならば、
「今」の状況に焦点を当てて必要な人材を探す採用者が多いから。
かみ砕いて考えると、
- 優秀な学歴
- 華やかな経歴
- 高い英語力
があったとしても、
- 必要書類を揃えるのに1か月はかかる
- 個人的な事情で午後しか時間が空いていない
- 自分のことを「知っている人」が誰一人としていない
こうなると、採用を貰うのは難しく感じます。
「空きが出たから、誰かいない?」こんな感覚で求人募集をするイメージ…。
詰まることろ、ワーホリ中に就業するには、
- 「仕事を得に行く」積極的な姿勢
- スグの面接にも応じられる心の準備&書類準備
- 「今日、○○に来てくれる?」に応じられるフットワークの高さ
- 助けてくれようとしている人がいたら、遠慮せずに頼る
日本では「図々しい」と思われるような心持ちも必要に思います!
さいごに:ワーホリで仕事を得られる人には、「たまたま」以外の理由があるはず!
結論、アイルランドワーホリで、
私が訪問ケアアシスタントとして働けた理由は、
- 看護師としての臨床経験があった
- 他の仕事で行き詰り「何としても新しい仕事を見つけたい」という強い気持ちがあった
- 「私と一緒の会社に入って働かない?」と言ってくれる人に出会った
この3つ!
簡単に言えば、経歴・空き時間・人脈・気持ち的にも「準備が整った」状態だったんですよね。
そして、
人生で初めて海外で働いた感想は、
充実していて、ものすごく楽しかった!
の一言に尽きます。
英語をずーーーっと使う生活に戸惑いながらも、
「しっかり働いて、アイリッシュマザーに恩返しをしたい!」
との思いで一生懸命に自分のできることをやりました。
- 「助けになりたい」と思える患者さんとの出会い
- アイリッシュの文化や国民性に日常的に触れること
によって、精神的にも大きく成長。
もちろん、英語力も大幅にアップしました。
努力が認められ、2020年2月には月間最優秀賞に選ばれました!
振り返ってみて思うのは、
「あの時、ホテルでの仕事が上手くいって、ツラい思いをしなかったなら、ボランティア活動も考えなかっただろうし、ケアアシスタントにもなっていなかっただろう」
ということ。
当時は本当に途方に暮れていたし、
うまくいかない事に対する納得できない気持ちや悔しい気持ち、悲しさもありました。
ですが、結果的に、
出会えて良かった
と思える人・仕事に辿り着けたのは、
気持ちを切り替えて新しい活動に参加したからこそで、
次のステップを踏み出す準備を自分の中でしたからこそ。
こう考えると「ホテルでの仕事が最悪だったのは、ラッキーな経験だった」と思えるんですよね!
ぜひ、参考にしてみて下さいね!
Thanks a mill☆彡
アイルランドワーホリで知りたいこと、是非教えてください!
「実際、○○ってどうなんですか?」
x(旧Twitter)などでも質問されることが多いワーホリ経験談。
今後、より有益な情報をブログで発信するためにも、
アイルランドワーホリに関して、
- 知りたいこと
- 不安なこと
など、コメントや質問を通してドシドシ教えて貰えると嬉しいです☺
疑問や不安が解消できるような記事にすることで、
悩んでいる方の力に少しでもなりたいと考えています。
関連記事:国際結婚でフランス生活ってどんな感じか気になる
もう、タイトル通りっ!
「フランスでどんな生活してるの?羨ましい…」
とよく言われるんですよね…。
ざっくり言うと、
- フランス語学習
- 家事全般(節約目的で自炊しまくり)
- ニキビケアに引き続き奮闘
こんな感じで、めちゃくちゃ映えない生活を送っています。
なんなら、普通にストレスが溜まる生活で充実感を感じるのも難しい位です。
そんなフランス生活も、1年が経過しました!
この1年間で、
- 私がやったこと
- やっておけば良かったと思うこと
は、こちらの記事でお話しています!
これから渡仏を控えている方や、
国際結婚後の生活が不安な方の参考情報になると思います!
≫≫【体験談】フランス生活1年目が終了!想像以上に何もできていなくてショック…
フランス語の勉強はこんな感じ!
A1レベルで始まったフランス生活ですが、
日本で勉強した基礎の基礎が役立ってます!
”面倒くさいことが嫌い”な私でも、
無理なく続けられた勉強内容はこちらに書きました。
そして!
今となっては、フランス語も中級レベルにアップ!
コツコツと続けている自主学習のおかげもあって、
フランス語で理解できることも増えました。
最後に、相も変わらずニキビケアには奮闘中!
私がフランス生活で愛用しているのは、レカルカコスメ。
そのおかげで、フランスでは皮膚科受診ゼロ!
気候・食べ物・硬水…全てが異なる環境下でも、
どんどんキレイな肌になれて嬉しいです。
≫≫約3年でこんなにも肌が変わった!ニキビ・肌荒れケアで私がやったことまとめ
≫≫【厳選】レカルカコスメでニキビ・ニキビ跡の赤み・肌荒れケア!おすすめ13選
ニキビ治療なら!愛知県稲沢市のマリポサビューティークリニック
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取り扱いのスキンケア製品も選び放題とも言える美容皮膚科!
丁寧なカウンセリングやアドバイスで身に着いた知識によって、
フランスで暮らす現在も質の高いスキンケアができています。
ニキビやニキビ跡の悩みが深刻になる前に、一度相談をしてみて下さいね!
是非、参考にしてくださいね!