私は、2019年5月から2020年7月までアイルランドの首都ダブリンで人生初のワーホリ生活を送っていました。ワーホリ開始後6週間はホームステイをして過ごしましたが、その後はシェアハウスに引っ越しをして約1年間過ごしました。ハウスシェアをしてみての感想は、思ったよりもストレスが溜まったということ。窮屈に感じることも多々ありました。
【本音談】ハウスシェアはキツい?!
ハウスシェアを経験して分かった事は、私には合わないということです。その理由は、
- 今までの人生で家族としか共同生活を送ったことがないこと
- 社会人になってからは一人暮らしをし自分のペースで生活をしていたこと
- ハウスシェア中はハウスルールに基づいて生活する必要があったこと
によって他人との共同生活自体に拘束感を感じたことが原因です。
私のシェアメイト
私は、
- 南アフリカ人のハウスオーナーとその娘
- 台湾人の留学生(彼女が帰国するまでの約6か月間)
- エジプト人の翻訳家(彼女が引っ越すまでの約9か月間)
- ベトナム人の会社勤め(台湾人の子が帰国してからの約7か月間)
- アイルランド人の保育士(約1か月間)
とハウスシェアをしていました。私たちの家は、それぞれに一人部屋が与えられており、それ以外の場所を共用として使用していました。
我が家のハウスルール
ビューイング時と入居時に、ハウスオーナーさんから
- 22時から翌朝6時まではシャワーとキッチン、洗濯機の使用は禁止
- シャワーは1日1回までで1回あたり10分以内の使用にとどめる
- 友人や家族などの訪問者は認めない
- 22時以降は静かに過ごしてほしい
- ごみの分別は徹底してほしい
- バスルームやキッチンなどの使用後には必ず綺麗に掃除してほしい
ことを、主なハウスルールとして言われました。
ハウスシェアをしていて困ったこと
私が困ったと感じたのは、
- 毎週末になるとハウスオーナーの婚約者とその娘が滞在しに来て、深夜までうるさく、眠れなかったことが何度かあったこと
- シャワーの使用時間が決められているため、融通が利かず、自分の予定次第では浴びられない日もあったこと
- テレビルームはハウスオーナーとその娘が主に使用していたため、他のハウスメイトは使用する機会が殆どなかったこと
と、ハウスルールや周りの人達の状況で思うように身動きが取れないことにストレスを感じました。自分の英語力が低く、思うようにコミュニケーションが取れなかったのも残念な点ですが、我慢する場面が多くなってしまっていたのもストレスを溜めてしまった要因だと思います…。
ハウスシェア向きではない自分の性格
私は一人暮らしを経て、自分のペースで生活することに慣れていたことや、もともと他人との距離が近いと疲れやすい自分の性格もあり、より一層、ハウスシェアが心地良いものとは思えませんでした。綺麗に使わなきゃ、静かにしなきゃと、日常的に気を張っていたのも正直なところです。その上、
- 停電した
- お湯が出ない
- 排水溝が詰まった
- 部屋の壁紙がはがれた
などと、何かハプニングがあったときはハウスメイトと英語でのやり取りになります。それをプレッシャーに感じる時もありました。
私が思うハウスシェアのメリット
その一方で、ハウスシェアをすることのメリットも勿論実感しました。
- 自分の最大の目標である英語力向上のための練習ができたこと
- 家賃の中に光熱費や共用物品の料金も含まれていた為、金銭的な負担を軽減できたこと
その①:英語力向上へ繋がる環境
そもそもワーホリを決断した理由は、英語力を向上させることだったので、英語しか聞こえてこない環境下で暮らせることは、目標を達成したい自分にとっては最高なことでした。
その②:金銭的な負担の軽減
私が支払っていた家賃は600€/月(Bill込み)!共用のキッチン用品はほぼ全て揃っており、とても助かりました。電気コンロ・オーブン・電子レンジ・電気ケトル・トースター・冷蔵庫・食洗機などが設置されていました。収納棚の中には、食器類だけでなく計量カップや缶切り等が置いてあり、自炊の際にも困りませんでした。また、入居時には収納棚のスペースを各自割り当てられましたが、ドラム式洗濯機が入るくらいの広さがあったので、調味料や食材を保存したりと活用できました。
冷蔵庫事情について。アイルランドの気温は基本的に5~15度前後で推移していたため、冷蔵庫に保存していたものが傷むことはありませんでしたが、冷えがイマイチだなぁと飲み物に対して思う時がありました。特に、夏には気温が22~23度程度まで上昇したので、買ってきたばかりの牛乳も数日冷蔵庫内に放置しておくと腐りかけてることもありました…。
さいごに
今振り返ると、遠慮し過ぎずに自由に振舞っても良かったなぁ~という事です。実際には、自分が勝手に我慢をして、リラックスできる環境を作るための努力はしていなかったかもしれないなぁと思います。結果として、自らストレスを感じる状況を作り上げてしまっていたのかもしれません。心身ともに健康であることが当然ながら超重要なワーホリ生活。家ではしっかり休息をとって、異国の地で挑戦を続けられるように、自ら快適な環境づくりをすることは重要ですよね!
ぜひ参考にしてみて下さいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million ☆彡