こんにちは!
2022年春にフランス人の彼と日本で結婚し、現在はフランス在住のiamshishoeです。
結論として、思っていたよりも大変ではなかった国際結婚の手続き!
「めちゃくちゃ時間がかかったらどうしよう…」と心配していた私ですが、約4か月であっさり完了。
書類の不備ややり直しが1度もなくスムーズに進んだので「入念な事前準備・確認をしておいて良かった!」と実感しました!
今回は、日本で行ったフランス人との婚姻手続きについてお話します。
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【手順】結婚を決意~婚姻届け提出までの道のり
彼がアクセスしたフランス語表記の説明文を読む方が手順や注意点を把握しやすかったので、彼に流れを確認してもらいながら手続きを進めることに!
必要書類と言ってもお互いにその内容は異なるので、間違い防止や進捗状況を共有するためにgoogle documentでやることリストを作成しました。
①何が何でも必要!婚姻要件具備証明書取得の為の準備
私がやったこと
- 戸籍謄本の取得
- アポスティーユの取得
- アポスティーユ付きの戸籍謄本をフランス語に翻訳
この3つ!
具体的には、
- 戸籍謄本は市役所で申請後数十分で取得
- アポスティーユ付き戸籍謄本は申請書を送付後約3~4日で自宅に到着
- フランス語への翻訳は約2週間で完了
こんな感じ。翻訳費用は13000円を支払いました。
アポスティーユ取得の申請先は「東京だと混雑して時間がかかるかなぁ…?」と思い、大阪分室に送付!それが功を奏したのかは不明ですが、スピーディに自宅に届いて良かったです。
彼がやったこと
フランスの家族宛に必要書類を郵送した後、現地での出生証明書の取得と日本への送付をお願いしました。
私の書類集めと同時進行で彼も作業を進めていたので、大体同じようなタイミングで手元に書類を揃えることが出来ました。
私と彼でやったこと
フランス語表記だったので、彼に教えてもらいながら記入。
自分と両親の生年月日や出生地、自分の職業など色々書いた記憶があります…。
ちなみに、大使館へ書類を送る時はレターパックプラス(赤)を必ず使用しました。返信用として自分の住所を記載したレターパックプラス(赤)の同封も必要でしたよ!
これらの注意事項は、ビザ申請手続きの重要情報として大使館のホームページに掲載されているので要チェック!
②婚姻要件具備証明書の発行・取得
このプロセスにかかった時間は約3週間!審査や書類の発行費用は無料でした。
その後は、発行された婚姻要件具備証明書を日本語に翻訳する必要があり、再度通っていたフランス語学校へ依頼!
約10日で翻訳は完了し、かかった費用は5500円でした。
お互いに婚姻できる状況かどうかの確認は、大使館内に私達の情報を2週間掲示→異議申し立てがないかを確認するという伝統的な方法らしい…。
③市役所で婚姻届けの記入&婚姻記載事項証明書の発行
「ようやく婚姻届けにサインができる!」と喜んだ矢先、
念のため当日必要な物品や流れの確認のために問い合わせた市役所から言われたのは、
「婚姻記載事項証明書発行が必要です」ということ。
「…え?まだ証明することあるの?」と衝撃。
婚姻届け記入と同時に、この証明書の発行に必要な手続きをしなければなりませんでした。
そこで彼と一緒に市役所へ行き、速やかにこの手続きを済ませることに。
その際に必要だったのは、
- 婚姻要件具備証明書の原本と日本語訳
- パスポート
- 彼の在留カード
の3つ。
その後、婚姻記載事項証明書の発行に必要な署名を済ませて発行依頼をしました。
実際に、申請日から1週間後に市役所の窓口へ行き、
- 発行された婚姻記載事項証明書
- 記入した婚姻届けのコピー
- 婚姻要件具備証明書の原本と日本語訳
- 彼のパスポートと在留カードのコピー
- 婚姻記載事項証明書発行の際に必要だった彼の署名
- 婚姻届けを記入した市の市長の名前が記載された受理証明書
この6つを窓口で受け取りました。
④日本とフランスの両国で婚姻が認められるまで
婚姻記載事項証明書を受け取った後はアポスティーユ取得が必要だったため、外務省の大阪分室に取得申請をしました。
取得後はフランス語に翻訳する必要があり、通っていたフランス語学校に再び依頼!
この「何かしらの証明書を発行→アポスティーユ取得→翻訳」の流れはマストですね!
これらに要した時間とお金は、
- アポスティーユ取得:約3~4日
- 翻訳:13日
- 翻訳費用:5500円
今回はこんな感じでした!
最後のステップとしてそれらをフランス大使館に送付!
約6週間後には家族手帳と婚姻証明書が自宅に届き、日本とフランスの両国での婚姻が無事に認められました!
【Q&A】国際結婚申請書類に関する質問3つ!
①アポスティーユとは?申請方法も知りたい!
アポスティーユを申請する手順は、
- アポスティーユ取得の為の申請書をダウンロードし記入
- 指定された送付先(東京の外務本省または大阪分室)に必要書類と申請書を送る
- 後日、必要書類にアポスティーユがついた状態で自宅に郵送される
かなりシンプル!
申請書は外務省のホームページからダウンロードし、印刷をしました。
ちなみに、申請費用は無料!ただし、返信用封筒や切手の購入は必要ですよ。
②フランス語の翻訳は誰にお願いすればいいの?
私の場合、通っていたフランス語学校が指定翻訳機関となっていたため、学校の受付で翻訳依頼を申し込みました。
- 翻訳終了までにかかる時間は約2週間くらい
- 生徒割引として数千円ほど安く翻訳が可能
学校への依頼時には、この2点について説明を受けました。
政府の指定翻訳機関は他にもありましたが、依頼先によって翻訳手数料や翻訳にかかる時間は様々でした。
中には「追加料金を払えば翻訳を早く済ませるオプションが付けられる」という機関も…。
ただし、実際に翻訳を何度かお願いするうちに、
「翻訳担当者が繁忙で翻訳完了までに1か月位かかるかもしれない」
と言われたこともあったので、急ぎの場合には幾つか翻訳依頼先の目星をつけておくことをおすすめします。
これ、結構な作業量で意外と時間もかかりました…。
③婚姻記載事項証明書とは?
万が一この証明書が発行されない場合には、記入した婚姻届けは無効になると説明を受けました。
とにかく、次から次へと注意点が出てきたので「気長にやろう」と気を取り直し!
スムーズな手続きのために気を付けたこと2つ
また、問い合わせが可能な機関については、
- 現段階で書類発行にどのくらいの時間と費用がかかるのか
- 事前準備が必要な物品
について、電話で直接質問をしました。
私達の場合、お互いに働いている&コロナ渦という特殊な状況下でスムーズにいくかどうかの不安もあったので、なるべく時間のロスや手間を省けるように事前確認・準備を心掛けました。
さいごに:入念な事前準備・確認で意外と大変ではなかった国際結婚の手続き!
結論として、
思ったよりも大変ではなく、意外とあっさり終わった婚姻手続き!
書類の不備などでやり直しになったことは一度もなく、「ちゃんと準備すれば全然大丈夫じゃん!」と思ったのが正直な感想です。
とはいえ、私が婚姻成立までに要した時間は約4か月。
いくらスムーズにいっても、時間がかかるっちゃかかるわけです。
そんなことからも「最短で完了するために絶対大事」と思うのは入念な事前確認&準備!
あとは、当時の私は正社員として働いていなかったので、
”平日をフル活用して手続きに必要な作業を済ませることが出来た”のも大きな強みでした。
お互いに正社員で平日休みを取りにくいとなると、もっと時間がかかっていたかもしれません…。
ぜひ参考にしてくださいね!
関連記事:国際結婚でフランス生活ってどんな感じか気になる
もう、タイトル通りっ!
「フランスでどんな生活してるの?羨ましい…」とよく言われるんですよね…。
ざっくり言うと、
- フランス語学習
- 家事全般(節約目的で自炊しまくり)
- ニキビケアに引き続き奮闘
こんな感じで、めちゃくちゃ映えない生活を送っています。
なんなら、普通にストレスが溜まる生活で充実感を感じるのも難しい位です。
フランス生活については、こちらの記事に詳しく書いているので要チェック!
≫≫国際結婚でフランス生活!全然楽しくないしストレスでツラい話
そして、フランス語学習は、日本で勉強した基礎の基礎が役立ってます!
”面倒くさいことが嫌い”な私でも無理なく続けられた勉強内容はこちらに書いています。
最後に、ニキビケアにも奮闘中!
私がフランス生活で愛用しているのは、レカルカ。
そのおかげで、フランスでは皮膚科受診ゼロ!
気候・食べ物・硬水…全てが異なる環境下でも、
どんどんキレイな肌になれて嬉しいです。
≫≫約3年でこんなにも肌が変わった!ニキビ・肌荒れケアで私がやったことまとめ
≫≫【厳選】レカルカコスメでニキビ・ニキビ跡の赤み・肌荒れケア!おすすめ13選
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丁寧なカウンセリングやアドバイスで身に着いた知識によって、
フランスで暮らす現在も質の高いスキンケアができています。
ニキビやニキビ跡の悩みが深刻になる前に、一度相談をしてみて下さいね!
是非、参考にしてくださいね!