こんにちは!Shishoeです!
私は、2018年8月にマルタ島へ人生初の短期留学に挑戦後、2019年5月から2020年7月までアイルランドの首都ダブリンで人生初のワーホリ生活を送っていました。
この事実だけを聞くと、私の事を”行動力があって人生を楽しんでいる人”と思うかもしれません。ですが実際には、自分に自信がなく、常に周りの目を気にして周りに合わせて行動することがほとんどで、ストレスフルな人生だなぁと思いながら日々過ごしていました。海外留学っていいな!かっこいい!英語がペラペラになりたい!と内心思いつつも、自分への自信の無さから具体的な行動は起こせずにいました。
例えば、高校生の頃は大学受験があるから留学はできないと考え、大学在学中は看護学部だし留学ができないのは仕方がないと考え、在職中は看護師なんだから臨床経験を豊富に積まなきゃいけないと考えては仕事に励み、最終的には年齢的に留学やワーホリに行っている場合じゃない!とまで思っていました。
しかし、マルタ島への短期留学とアイルランドワーホリへのきっかけは突然やってきました。そのきっかけによって、約1年足らずのうちに、マルタ島短期留学→退職→アイルランドワーホリ開始と進んでしまったのです。
今回の記事では、私が実際に留学・ワーホリを決断するまでのストーリーをお話します!
約15年近く抱き続けていた留学への憧れ
そもそもの私は、中学生の時に英語を学習し始めてから、その魅力にはまっていき、英語という教科が大好きでした。英語が話せるようになることで、外国の方とコミュニケーションが取れるなんて凄い!とシンプルに憧れました。いつかは海外で暮らしたいなぁ…と漠然と思い始めたのもこの頃です。
ですが、実際には、周囲の目を気にして”留学なんてお金がかかるしやめた方がいい”と考えたり、”やりたいことをやって自分を甘やかすのではなく、やらなきゃいけないことをやって自分を成長させないと…”と考えて、海外留学を自ら遠ざけていました。
全ては自分への自信の無さが影響していました。
経済的自立と安定のために選んだ職業
以前から目指していたというよりは、”就職難だし手に職を持てるようにしなさい”と何度も母から言われていたことから看護師になりました。全く関心がなかったわけではないですが、”生活の為に経済的に自立しなければならない”というプレッシャーも感じていたのも事実です。本音を言えば、自分が一番興味があったのは、”英語”や”メイクアップの手技・知識”を学ぶこと。でも、それを打ち明けるのが怖くて、口にすることはできませんでした。
私の家族は、私が英語に興味があって海外に住んでみたい気持ちがあることは知っていました。ですが、”働いていれば自分のお金で海外旅行に行けるし良いじゃない?”とあくまでも、経済的に自立した上で旅行として海外に行くことに賛成している様子で、”旅行に行くんじゃなくて留学したい…”とは勇気がなくて言えませんでした。
後日談ですが、私がワーホリから帰国した時に、母や姉からは”あんたがそこまで海外で生活することに対して本気だったとは思わなかった”と言われました…。
海外旅行に行く度に強くなった海外生活への憧れ
看護師として働くにあたり、”経験豊富な看護師になるために頑張らなきゃ!”と思い、地元を離れて上京し、大病院へ就職をしました。超繁忙な勤務から現実逃避をするかのように、休みがあれば海外旅行をすることが自分の中で定番となりました。異なる文化や言語に触れる事で、”英語が学びたかった自分”を思い出し、自由にやりたいことをやりたいなぁ…と次第に海外で生活していくことに憧れを抱き始めました。
しかし、それと同時に、あんなに英語が大好きだったはずなのに、自分がいかに英語から遠ざかった生活をしているのかを痛感し、淋しく虚しい気持ちにもなりました。ひたすらに働いて過ごす毎日の中で、自分の視野が狭くなり、日常生活でも閉塞感を感じる事が増えていることに気が付きました。
何をするにも、”〇〇でなきゃいけない”と考えて、自分の人生を楽しむことはまるで忘れてしまっていたように思います。
突然の退職とワーホリ挑戦を決めた28歳
全く想像していなかった母の言葉と行動
仕事に忙殺される毎日を過ごしながらあっと言う間に時間は過ぎ、その間に同僚・先輩・後輩の多くの人が結婚を理由に退職していきました。当時の私の周りでも話題になるのは結婚・妊娠・出産の話。アラサーだった私も内心凄く焦り、将来に対する不安も強く、海外留学を考える余裕さえ失っていました。そんな中、入職5年目の春に母から連絡があり、”今、東京まで来てるの”と言われ、急遽都内で合流する事になりました。当時、私の同級生だった子たちが続々と結婚・妊娠・出産をしている話は聞いていたので、面と向かって”そろそろ結婚しないの?これからどうするの?”などと聞かれるのかと思い勝手に憂鬱になって”やっぱり帰ろうかな…”と考えてばかりいました。
ですが、母と合流後、母に言われるがままついていくと、行きついた先は留学センターでした。え?なんで?と戸惑っていた私に、「ほら、海外に興味があるって言ってたじゃない?話だけでも聞きに行こうよ!嫌だったら帰ればいいし。実は私、留学してみたいなと思っているの。だから今日は担当の方から説明を聞きたくて仕事の用事もあっったし東京にきたの。ついでにあんたも話が聞けるかな?と思って」と、言ったのです。状況が理解できず唖然としましたが、私はその勢いに負けて強引に連れて行かれました。
その時は、『なんで今更?もう放っておいてよ!』と内心思っていたのと、『え?お母さん、留学したいの?』ともはや混乱しました…。
”留学=大変”と勝手に抱いていた先入観
実際に留学プランについてカウンセラーさんより説明を受けている最中に、”英語がペラペラになりたい!!海外で生活をしてみたい!!”という海外留学挑戦への熱い気持ちや未来への期待感や躍動感が沸き上がり、結果的には、留学センターに滞在した数十分で、数か月後の夏季休暇でマルタ島に短期留学する事をその場で決めてしまいました。その上、その時既に自分の頭の中には、退職→マルタ短期留学→アイルランドでワーホリの流れが出来上がっていたのです。
今でも覚えていますが、”自分らしく自由に生きる道を探せるかもしれない”と、まるで待っていたかのように、もの凄いエネルギーが自分の内側から湧き上がってくるのが分かりました。
実際に退職をするに至っても、未練はありませんでした。むしろ、”夢中になれそうなことが見つかった事実”が嬉しくてたまりませんでした。
その上、カウンセラーさんと実際に話すことで、
- 留学期間は超短期~長期まで自分のプランに合わせて選べること
- 留学先は自分の趣味や嗜好に合わせて検討できること
- 行先や渡航時期、英語の授業のコマ数でも留学費用の調整は可能なこと
など、自分が今まで知らなかった留学に関する情報を教えてもらえたことで、ずっと憧れていた海外留学がより現実味を増しました。あんなに難しいと勝手に思っていた海外留学ですが、きちんと話を聞いたところ、留学中の自分の姿がイメージできて”私でもやれそうだ”と思えたことが、退職まで決断したきっかけの一つにもなりました。
「なんだ~行こうと思えば今すぐ行けるじゃん!」と思ったのもこの時が初めてでした。
さいごに
自分が留学やワーホリに興味があるなら、まずはどんな小さなことでも行動に移すべきです!
今回お話した私の経験のように、いつどこでどんなきっかけが自分にやってくるかは分かりません。でも、その前に、やってみたいと思う事なのであれば、自分で限界を設けずにまずは調べてみるなど行動に移しましょう!
”〇〇だったらいいなぁ…”と思って終わるのではなく、もっと早くに留学に対する先入観がなくなっていたら、もっと早い段階で自分の人生は変わっていたかもしれないのに…!と私はワーホリ中に何度も思いました。。。
私がこれらの経験を通して思ったことは、少しでも留学・ワーホリに興味があるのなら、その気持ちを受け流さないで、
- ”やりたいと思ってる自分の気持ち”に素直になること
- まずは体験者や留学カウンセラーさんの話を聞くこと
- 気になること(費用・期間・手続き・渡航先など)は調べて、先入観だけで”無理だ”と決めつけて物事を考えないこと
が必要だということです。
ワーホリから帰国後に色んな方と話す機会がありましたが、ワーホリ前の私のように、多くの方が目の前の仕事や忙しい生活に圧倒されて”以前からやってみたいと思っている事”に目を向けず、チャンスを逃しているように私は感じました。気になることがあるのなら、まずは情報取集に出かけてみるなど、初めの一歩を踏み出すことが大切だと思いますよ(^-^)
ぜひ、参考にしてみて下さいね。






では、また次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million ☆彡