こんにちは!
フランス人との国際結婚によって、
現在はフランス在住のiamshishoeです。
フランスに移住してから約10か月が経ちました!
フランス生活に慣れてきて思うのは…
「フランス生活いいね!」と言われることも多いが、今の私的には「別に楽しくはない」「フランス語学習すら苦痛」「みんなが楽しむアペリティフも長すぎてしんどい」と思っている。
— iamshishoe🇫🇷|ニキビケア愛好家 (@iamshishoe) June 25, 2023
こんなこと。
「人と違う経験ができてて良いなぁ」
と言われることも少なくないですが、
国際結婚によって始まったフランス生活、
普通にハードモードです。
”羨ましさ”とは対極な生活を送っています。
…それは、なぜなのか?
今回の記事では、
フランス生活がリアルに辛いと思う理由についてお話しますね!
国際結婚⇒海外移住ってこんな感じなの?辛い理由7つ
その①:言葉の壁
率直に、フランス語が話せないのは致命的。私の体感では、”日本人相手よりも英語が通じない”気が…。
渡仏前に始めたフランス語学習。
A1レベルでフランスに上陸しました。
フランス生活を始める前は、
「なんだかんだで英語なら通じるでしょ」
と思っていた私。
当時、Cambridge CAEを取得したこともあり、
「よしっ!なんとかなるだろう」
と少なからず自信がありました。
それに、フランス人なら「日本人よりは英語での受け答えができるはず」と思っていたんですよね。
しかし、現実はそんなに甘くなかった…!
なんなら、日本人相手よりも英語が通じなかったんです。
例えば、
- 市役所でのやりとり:studyが通じなかった
- パン屋でのやりとり:waterが通じなかった
- 電車内でのやりとり:my seatが通じなかった
- その他の行政でのやりとり:nameが通じなかった
…など、ガチで英語が通じない場面に何度も遭遇。
「もしかしたら、わざとかな?」と思ったりもしましたが、他の日本人の方の経験談を聞いた感じ、ガチっぽい。
対応をして下さった方がたまたま英語が分からなかっただけかもしれませんが、
フランス語を使わないと日常生活に支障が出ると痛感。
とはいえ、フランス語の習得には当然時間がかかります。
だって、アルファベットの読み方すら違うし、
”外国語=英語”で過ごしてきた私にはハードルが高いのです。
「あぁ…どうすんのこれ」
かなり序盤で絶望的な気分になりました。
もちろん、英語でコミュニケーションがとれたこともありますが、フランス語が分からないのは致命的でしかないです。
その②:普通に無職
フランス生活を始めて以来、私、無職なんです。
この”無職な日々”、自分の無能さを感じて結構辛いんです。
その理由はいくつかありますが、
- 日本では看護師だった→フランスでは日本の看護師免許は認められない
- フランス語レベルがA1→「…どんな仕事ならイケるの?」
- やりたいことが見つからない
ざっくりこんな感じ。
Pole Emploi(日本のハローワークみたいな所?)で面接も受けましたが、
「まずは、フランス語の習得からだね」
と言われて終了。
「…え?無職期間、だいぶ長くならない?」とポカン…。
何はともあれ、フランス語ができないとなると厳しい仕事探し。
その一方で、”超仕事人間”だった私としては、
この無職な日々が普通にしんどい。
具体的には、
- 自分の収入が無い→”能力的に”欲しいモノを買えない
- 自分の収入をいつ得られるか分からない→経済的な理由で拘束感を感じる
- 働いていない→社会との関りが絶たれたようで不安
こんな感じで、非生産的で自立していない自分に嫌気がさすんです。
私としては、経済的にも精神的にも自立した生活を送りたい…。
「旦那さんが働いてくれるんだし、ラクでいいじゃん!」
こうやって言われることもありますが、
個人的には、全っ然ラクでもなんでもありません。
私も、能力を発揮して収入を得ることで、充実さを感じたい。
そのチャンスが少ない現実は、悲しくも感じます。
その③:THE 節約生活の鬼
「今日はパン屋さんで○○を買って~、あそこで可愛いケーキを買おう♪」
こんな”Enjoy!フランス☺”な生活とは対極の、購買能力が低い&鬼の節約生活な毎日。
というのも、
- 夫の一馬力で生計を立てる
- 私がいつ働けるようになるか不明
- 物価高騰
こんな現状だと、節約生活以外は送れないわけです。
具体的には、
- 私の人生の中で、1番自炊をしている
- 夫は毎日弁当持参
- 洗濯洗剤・シャンプーなどは1番コスパの良いものを買う
- 基本的に、割引商品から選ぶ
- 外食・既製品の購入はまずしない
こんな感じ!
「迷ったら買わない」
を徹底している上、
「この匂いが好き♪」
などの嗜好で洗濯洗剤やシャンプーを選ばないようにしています。
「悪くない」ならOKとして、コストの低いものを買うように!
その他だと、
- 夫は通勤に自転車を使用
- 私も基本は徒歩移動(片道30分なら余裕)
このあたり。
私の場合”時間だけはある”状態なので、
時間を味方につけて、自炊・徒歩移動などに徹するしかないのです。
そんなこんなで、昔買ったThe Northfaceのアウターが大活躍ですよ。
天気が悪い日でも、風を通さない&防水のおかげでスタスタ歩けます!
その④:友達ゼロ
フランス生活を始めてからの約10か月で、友達はゼロ。
誰も声をかけてくれない&自ら話しかける相手もいない、超地味な生活を送っているんです。
パリなどの国際的大都市在住ではないので、
コミュニティへの参加すら難しいときも…。
率直に、出会う機会もめちゃくちゃ少ないんですよね。
「今日は○○と一緒にカフェでおしゃべり♪」
「明日は○○と皆でお出かけする♪」
こんな夢のまた夢みたいな生活とは正反対の毎日。
その上、
「私達、バーで仲良くなったの!」
みたいなドラマチックな出会いすら、
フランス語が話せないとなると妄想レベル。
なんなら、あまりにも何もない毎日が”普通”です。
その⑤:フランス語を勉強できる学校探しにも一苦労
金銭的な理由・開講数・開講時期…などから、フランス語学校探し、マジで大変です。
アイルランドのダブリンでワーホリを経験済みの私からすると、
「フランス語のクラスや集まりなんていくらでもあるでしょ」
と思っていました。
しかし!!そんな私は甘かった。
具体的には、
- 国際的大都市在住ではないため、語学学校の数がめちゃ少ない
- フランス語の無料のグループレッスン(ミートアップ)みたいなのも全然ない
- 語学学校の授業料が普通に高い(5時間前後/週で約100€)
- 大学の語学コースだと開講時期がめちゃくちゃ限られている
こんな感じ。
その上、1€=約160円をマークした怒涛の円安で瀕死状態!
こればかりは、正直不可抗力。
とはいえ、英語圏の豊富な学習機会とは反対に、
「フランス語を学ぶってこんな感じなの…?」
と、内心ドン引きしました。
その⑥:フランス人の義家族との関係も突然開始
日本でも多くの人が感じるであろう、義家族に対する煩わしさやストレス。
それ、今のフランス生活でもバリバリ感じます。
渡仏を境に突然始まった、
彼の家族と”家族になる”こと。
「こうゆうもんじゃない?」
と、気にしないようにしていた私ですが、
付き合っていくことに関して憂鬱さを感じます。
それは、おそらく、
”フランスは彼らにとってのホームなだけで、私のホームではない”から。
この時点でパワーバランスが平等でないように感じてしまうし、
自分の立場が劣勢な気がするんです。
なんか、”やりたいようにやれるのはあっち”と思ってしまうし、そう感じる出来事もあったんですよね。
そんなこんなで、私とはしては一線を引きたい。
良くも悪くも、”近しい中”にはなりたくないんです。
それに、私自身、義家族以外との人間関係を持ちたい。
- 無職
- フランス語のクラスにまだ行けていない
こんな状況で、新しく人に出会える環境ではなかったですが、
今後はどんどん出会って”自分自身の人間関係”を作りたいと思っています。
その⑦:具体的な目標がない毎日が1番しんどい
つい先日「フランスで生活を始めるという大きな選択をしたのは、とても凄いことだよ」みたいなことを彼に言われたけど、私としてイマイチ共感できない。海外生活開始は全然苦じゃないし、むしろ、のめりこめるものがない生活が鬼畜。「何も進歩していない自分」を感じて虚しくもなる。
— iamshishoe🇫🇷|ニキビケア愛好家 (@iamshishoe) September 17, 2023
思わず呟いてしまいましたが、本当にコレに尽きます。
私としては、日本以外で暮らすことに抵抗はありません。
ですが、”目的や目標がない生活を送る”ことだけは、
どうしても嫌なんです。
例えば、
- フランス語のクラスに通って検定試験を受ける
- パートでも正社員でも、自分の仕事をきっちりやって会社に貢献する
- 収入を得て好きな洋服を買ったり今後の活動資金をためる
こんな感じで、生きる上での目的が欲しいんですよね。
しかし、残念ながら、今のフランス生活ではそれが難しい。
だからこそ、
「私、こんなところで毎日何やってるんだろう?」
と憂鬱な気分になって仕方が無いのです。
さいごに:現実は厳しい!私のフランス生活はキラキラ度0%
ここまで、
私のリアルなフランス生活についてお話してきました。
今回の記事では「辛い話」について書きましたが、
「あぁ良かった!嬉しい!」
と思える瞬間も勿論あります。
でも、確実に言えるのは、
「フランス生活は想像以上に地味だし孤独だしラクじゃない」
ということ。
- 言葉が通じない
- 仕事が無い
- 目標が見つからない
こんな状況だと、本当に自分の能力を疑い始めてしまいます。
とはいえ、
「この生活、なんとかしたい!」
と思うなら、諦めずに行動し続けるしかありません。
トライ&エラーを繰り返しながらやっていくしかないですね!
できることから、緻密に頑張っていこうと思います。
関連記事:国際結婚でフランス生活ってどんな感じか気になる
もう、タイトル通りっ!
「フランスでどんな生活してるの?羨ましい…」
とよく言われるんですよね…。
ざっくり言うと、
- フランス語学習
- 家事全般(節約目的で自炊しまくり)
- ニキビケアに引き続き奮闘
こんな感じで、普通にストレスが溜まる生活だし、
充実感を感じるのも難しい位です。
フランス生活については、こちらの記事に詳しく書いているので要チェック!
そして、フランス語学習は、日本で勉強した基礎の基礎が役立ってます!
”面倒くさいことが嫌い”な私でも無理なく続けられた勉強内容はこちらに書きました。
最後に、ニキビケアにも奮闘中!
私がフランス生活で愛用しているのは、レカルカ。
そのおかげで、フランスでは皮膚科受診ゼロ!
気候・食べ物・硬水…全てが異なる環境下でも、
どんどんキレイな肌になれて嬉しいです。
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フランスで暮らす現在も質の高いスキンケアができています。
ニキビやニキビ跡の悩みが深刻になる前に、一度相談をしてみて下さいね!
是非、参考にしてくださいね!