こんにちは!Shishoe です!
私は、2019年5月~2020年7月までアイルランドの首都ダブリンでワーホリ生活を送っていました。現地に到着してから12週間語学学校に通い、学校を申し込む際には、同時にホームステイを申し込みました。
いざホームステイが始まると、ホストファザーが丁寧かつ親切で優しすぎた事やホストマザーがあてにならなさすぎて唖然とするほど驚いてしまいました。
私が、ホストマザーとのやりとりを通して気づいたことは、収入源の一つとして留学生を受け入れていたということ。私の中では、ホストマザーになる=学生支援をしたい、学生支援をすることが好きというイメージが出来上がっていたので、それに気が付いたときは正直ショックでした。ホストマザーであることも、彼女にとっては立派な仕事の一つだったのです。
勿論、世界のホストマザーが皆そうとは限りません。私の場合はそうだった、という話です。
今日は、学校通学中に6週間滞在したホームステイを通して体験した、びっくり仰天なホストマザーとの実際についてお話します。
ホストマザーが決めたあれこれ
ホームステイ中のルール
ホストマザーからは、
- 朝食は7時頃から自分でシリアルまたはパンを焼いて食べること
- 夕食は18時。もし18時にキッチンにいなかったら、テーブルの上に置いてある夕飯を自分の好きな時間に温めて食べること
- 門限はなし
- 洗濯は毎週木曜日のみ。洗ってほしいものは自室の洗濯籠に入れておくこと
- 週1回、ベッドのシーツ交換と部屋の掃除機がけを私の不在時にホストマザーが実施する
- 紅茶またはコーヒーは好きな時に自分で準備して飲んで良い
- シャワー使用に関する特記事項は特になし(常識の範囲内で)
と、初めて会った際に説明を受けました。
その他に言われたことはなく、むしろホストマザーからは、あなたは社会人でもう子供じゃないし、特に何も報告しなくていいわよと言われました。
ただ、食事以外の洗濯やごみ捨ては忘れられがちで、自分からお願いしないとそのまま忘れ去られてしまうこともありました。
洗濯を任せるにもヒヤッとしたこと
ホームステイ中の洗濯
ホストマザーが決めたスケジュール通りに任せておけば大丈夫と思っていたら、滞在して初めての週の木曜日に洗濯を忘れられました。念のため確認すると、あぁ、今日木曜日だったわ、んじゃ、明日やっておくとだけ言われ、翌日に洗濯と乾燥をしてくれました。
その後、既に片付けられているはずの洗濯物を探しても見当たらず困っていたところ、ホストファザーがリビングルームに放置してあったのを発見しました。
多分、乾かすためにここに置いてあったんだけど、あなたに伝えるのを忘れちゃってたんだね、ごめんね!
とホストファザーから言われましたが、内心ではホストマザーは専業主婦なのに何やってるんだ?!と思い、理解が出来ませんでした。他にも、
- 乾燥機に入れたまま放置
- 外に干したまま放置(雨が降っていても取り込まない)
なんて事も多々ありました。
天気が変わりやすいアイルランドでは、外に洗濯物を干していて雨が降り出してもそのまま干しておくということも多いようで、徐々に気にならなくなりましたが、洗濯後の衣類の清潔さに最初は少し不安も残りました。
クラスメイトやスクールメイトの洗濯事情
他の学生は、
- ホストファミリーが使う洗濯物入れに自分の洗濯物を入れておけば、ほぼ毎日のように洗濯がされている
- 柔軟剤の匂いを選ばせてくれた
- 何日も外に干されたままだった
- 部屋干しで乾くのに時間がかかる
等と話していました。
積極的には関わってこないホストマザー
自分を知ってもらうには我慢は禁物
ホストファミリーと過ごすにあたって、自分が気になることやこうしてほしいと思うことは、我慢せずに伝えるようにと留学センターの方からは事前に言われていました。例えば、
- 夕飯の量が足りないから今の1.5倍位の量にしてほしい
- 朝食にヨーグルトが食べたい
- 洗濯物は外に干さないでほしい
などと、自分の要望を素直に伝えて、
- 自らストレスフルな状況に追い込まない
- 自分がどんなことを考えているのかを知ってもらう
ということです。
実施した”何を考えているのかを知ってもらう”ための行動
私は、美味しかったものや、嬉しかったこと等も素直に伝えるようにしました。
ある日、スクールアクティビティに参加する旨を伝えると、これ持っていきなさいねとランチを持たせてくれたことがありました。
大きなジップロックの中に、
- サンドイッチ(バターやマヨネーズなし、ハムのみ)
- りんご
- ばなな
- ポテトチップス
- チョコレート
が全てひとまとまりになって入っている事には衝撃を受けましたが、まさかホストマザーがランチを持たせてくれるとは思わず、とても嬉しい驚きでした。そのため、帰宅後に、
- ハムのサンドイッチが美味しかったこと
- 学校のアクティビティに向かうバスの中でポテトチップスを他の学生と一緒に食べたこと
- 何よりもとても嬉しかったこと
などを素直に伝えたところ、とても嬉しそうにしてくれて、その次に出かけた時は、ハム+マヨネーズ+チーズ+野菜のサンドイッチにグレードアップして持たせてくれました。
結局は大事なのは伝えること
考えていることは言葉にしないと伝わりません。ですが、言葉にすれば伝わります。
言葉にすることから始まる
ホストマザーといえど人間同士のやりとりなので、言葉にして伝える事は必要です。私のホストマザーは自ら話題を振ってくれたり、積極的に話しかけてくれるわけではなかったので、どう関わったらいいのかなと悩んだのも事実です。ですが、積極的に具体的な感想を伝える中で、私がどんな人間なのかを少し理解してもらったあたりから、彼女の雰囲気も柔らかくなり、彼女と過ごす時間も少しだけですが居心地が良くなりました。
どんなときも、自分の環境は自分で良くも悪くも作り出せるものということを実感した出来事でもありました。
現地での生活をイメージする際に、ぜひ参考にしてみて下さいね。




では、また次の記事でお会いしましょう!
Thanks a million ☆彡