こんにちは!
フランス語は全然話せませんが、
フランス人夫との結婚によって
フランス在住のiamshishoeです。
フランスに完全に引っ越してから
約5か月が経ちました!
ところで、フランス人の習慣といえば、
アペリティフ!
美味しいお酒を飲みながら
軽~く食べながら
家族や友人との会話を楽しむ…。
ざっくり言えば、
夕食前にリラックスをする時間!
しかし、私からすると、
その時間がまあ長いんです。
おまけに私のフランス語はA1レベルなので、
”ただそこにいるだけ”な感じで更に苦痛。
アペリティフには今のところ5~6回程参加しましたが、
リアルガチで楽しく感じませんでした。
「コレ、イツオワルノ…?」と、気になって仕方がないのです。
今回、ブログを書いた理由は、
フランス人の超重要な習慣、アペリティフが、
私には長すぎて好きになれず、ツラいから。
延々と続く理解不能な会話とか、
全然お腹が膨れないちょっとした食べ物とか、
もうしんどいんです。
一方で、こんなことを夫に話したら、
「……え?君、フランスで大丈夫…?」
と、リアルに困惑されそうで言えません。
そのため、私の気が狂う前に
ブログに書いてみることにしました。
今回の記事は、特に、
- フランスの習慣に対するリアルな感想や体験談を知りたい方
- フランス生活中だけど「こう思うの、私だけ?!」と実はフラストレーションを抱えている方
の気持ちに、近い記事になっていると思います。
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フランス人の習慣:アペリティフが私にはしんどい
ふと浮かんできた疑問。
夫に聞いてみたところ、
こんな感じで、
社交性や健康を維持するために、
超・超・超大事らしい。
さらに、
と気になって夫に質問。
このような回答が。
まぁ確かに、
おつまみに近い感覚で軽く食べるアペリティフは、
余計に腹が減りますね。
(だから、私には余計に苦痛)
フランス人の中では、BBQを始める前に
自然を楽しみながらアペリティフの時間をとる
というのは、かなり一般的だとか。
私にとっては初めて!アペリティフあるある
「おぉ~ワインからいくんかぁ~
さすがフランスだなぁ」
と、アペリティフに初参加した時は
もはや感動!
ワイン=高級な飲み物
なイメージが強い私には、
特別な時間に思えました。
な、な、なげぇぇぇ!全然終わらないアペリティフ
私が参加したアペリティフは
大体18時ごろからのスタートでした。
私の頭の中では、
「なるほどぉ~!18時から1時間くらいこの時間をとって、
19時ごろから夕飯になるのか」
こんな感じで予想。
なんと、アペリティフが終了したのは
およそ20時半~21時。
その間は、延々と何かについて話していたわけです。
「そんなにネタないって」「いや、もう夕飯食べようよ」と、30回は思いましたが、(初参加だしフランス語はA1だし)色んな意味で口にはできませんでした。
21時を過ぎてようやく夕食、
食べ終わるのは早くて22時過ぎ。
単刀直入に言うと、
「4時間以上、コレはしんどい!
21時からようやく夕飯もしんどい!
22時にはシャワーを浴びてベッドに入る準備をしていたい!」
私にとっては、拘束感がパないんですよ。
「きつい…」アペリティフに参加をして私が思ったこと
わけのわからん話と言い、
グビグビ飲む感じでもない空気、
もうしんどいんです。
とは言え、「アペリティフなら参加しない!」と拒絶できるわけもなく、その後も何回か参加しました。
それに、
「こうゆうことは夕食後にやればいいんじゃないの?」
と、疑問も湧きあがったのですが、
「あぁ、それだと晩酌になるのかぁ」
「晩酌は日本文化だもんなぁ」
と思ったり。
「野菜、なくない?!」ニキビに悩む私には危ない食べ物たち
私が参加したアペリティフで食べた軽い食べ物は、
- ソシソン:ドライソーセージのようなもの
- バケット+パテ
- チーズ
- クラッカーやポテトチップス
- タラモ(たらこマヨ?みないもの)+エビ
などなど。
これらをアペリティフの時間は延々と食べるわけですが、
「いや、コレ、もういらないから夕飯食べたい」
と、何度思ったか分かりません。
率直に、内容と量が私には中途半端に感じるんですよ。
なんとなくお酒と一緒に食べるけど、好んで食べるわけではないんですよね。
その後、ようやく夕飯となるわけですが、
夕飯は基本的に一品料理のみ。
例えば、
- パスタ
- シチューとかスープ系統のもの
- 肉や魚
などなど。
そこに、チーズやバゲットを合わせる感じ。
…そう、そうです。
もしかしたら気付いたかもしれませんが、
野菜が全然出てこない。
んで食後にはケーキやチョコレート。
ニキビの悩みを持つ私からすると、アペリティフから夕飯まで「触るな危険」レベルの食べ物がズラリ。
でも、野菜や果物はなし。鬼畜です。
居酒屋×ハッピーアワー or 居酒屋×飲み放題がただ恋しい
「居酒屋に行った方が絶対良いよ」
アペリティフに対して思ったことはコレ。
居酒屋に行けば、
- ハッピーアワーで格安にお酒が飲める
- 飲み放題でグビグビ飲める
- 家族・友達・カップル・上司・同僚…など皆で話せる
- 野菜サラダから〆までバランスを考えて一通り食べられる
- 飲みたりないならハシゴすれば良い!
もう、最高じゃないですか。
それに、夫が言っていた、
”アペリティフの意味”もおさえているわけですよ。
あの活気のある空気感も良いし、
旬な1品料理も食べられるし…。
だから今は、
「恋しい」以外の言葉が見つからないのです。
アペリティフVS居酒屋!日本とフランスは真逆だと思ったこと
考えた時に浮かび上がった答えは
終わりが見えない集まりの中に居るのが苦痛だったから
ということ。
例えば日本の居酒屋だと、
ハッピーアワーであれ、飲み放題であれ、
時間制限がつきものなので
「〇頃には解散かなぁ」
と、なんとなく”終わり”が見えますよね。
これは私の持論ですが、
”目安をあらかじめ知る”ことで
- 飲む内容や量
- 食べるものの内容や量
などをイメージでき、
自分をより満足させられる選択が自然とできると思うのです。
一方で、フランス人の夫は
「楽しむことが最重要なのに、
なぜ時間を気にする必要があるの?」
と、時間管理をされることを嫌います。
その上、
「フランスでは、楽しむことをする時に
あらかじめ細かい時間設定などしないよ」
と言っていました。
そうなってくるとアペリティフの長さも納得。
家族や友人との楽しい貴重な時間なのだから、
時間はさておき、
心行くまで楽しむわけです。
休暇のために収入を得るのだ!in フランス VS 勤勉さがものをいうのだ!in 日本
フランス人と話していると、
この意見をよく耳にします。
「真面目に働きたくなんかないわ」
と、言う人もけっこういるし(笑)
それに、例えば引っ越しなどの大きなイベントがあると、
家族はもちろん、友人たちと一緒に自力で何とかします。
家族との関りだって煩わしく感じることも全然あるし、
友人とアレコレ話すのも疲れるし。
”ほどほど”にすることで、
不要なストレスから逃れたい
と、私は思うんですよ。
協力し合うのも良いけど、
あとくさりなく終わりたい。
仕事はきちんとこなして、
達成感も感じたい。
私の価値観がこんな感じと言うこともあって、
アペリティフの延々と近況報告や
意見交換みたいなのが
長くて苦痛に感じるのかもしれません。
さいごに:それでもやっぱり今はアペリティフが苦痛
ここまで、私のアペリティフに対するフラストレーションについてお話してきました。
結論として、
私がアペリティフを苦痛に感じる理由は、
- かかる時間の長さ
- 目安の予定時間のなさ
- 私のフランス語のレベルの低さ
これらによって、拘束感を強く感じるから。
客観的にみると、
「フランス生活に慣れていないからこそ感じる
カルチャーショックの1つなのかも」
と、捉えることもできますが、
やっぱりしんどいものはしんどい。
今の自分には、
負担に感じる習慣なんだと思います。
まぁ、しばらくはなるべく参加しないようにしようと思います…。
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≫≫通って良かった!初めてのフランス語 in アリアンスフランセーズ名古屋
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ぜひ、参考にしてくださいね!
アペリティフを終えた感想は、もうやりたくないということ。